コオロギを肥やそう
買ってきてそのまま食べさせても栄養価は全然良くありません。 爬虫類飼育者の間では一般常識として餌も肥やすのですが、 猿飼いとなるとなかなか知られていないようなので、簡単な肥やし方説明です。 コオロギはミルワームに比べ、死に安く、臭く、お世話もちょっと必要です。 コオロギもリンが高すぎてカルシウムが低いので 買ってきてそのままをお猿に与えるのは栄養性疾患 (骨が弱くなってしまう)の原因にもなるそうです。 「ミルワームを肥やそう」はこちら |
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コオロギの基本飼育 | |
温度:25〜30度 お猿飼いには設定しやすい温度ですが、 寒い場所などにコオロギを置く場合は冬場プレートのヒーターを 下に敷いてあげると良いです。 爬虫類や熱帯魚、小動物店などで販売しています。 |
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入れ物 適した大きさのプラケースに、 キッチンペーパーか新聞紙を敷いておきます。 |
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隠れ家を作る コオロギのシェルターとして販売されているものもあります。 タマゴの紙パックを適当に切ったり、厚紙で似たような形を 作って隠れ家にします。 くしゃくしゃに丸めた新聞紙でも代用できますが、 取り出すときに裏にコオロギが掴まってるのを見落としがち。 脱走されるわ大量の糞が一緒に落ちてくるわで 私はあまりお勧めしません。 キッチンペーパーを敷いたプラケースの中にシェルターを入れます。 |
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水を与える 水をあげないとコオロギはすぐに死んでしまいます。 でも、カップのまま水を入れると入水自殺するコオロギが いっぱいいて見るに耐えません。 水を含ませたティッシュやスポンジを使う事も多いですが すぐに乾いてしまう事も多いです。 某爬虫類店で、ナイスアイディアのコオロギ用吸水器を発見。 小さなタッパーの蓋に、カッターで3cm×2mmくらいの切れ込みを 入れます。 そこに重ねた包帯かガーゼを挟みます。(右画像参照) 蓋側に数センチ引き出して、残りはタッパーに畳んで入れます。 タッパーに水を入れて蓋を閉め、しばらく置いておくと 包帯が水を吸い上げて常に濡れています。 コオロギはそこで水を吸って補給します。 コオロギが飲んだ部分の包帯はすぐに汚れて臭くなるので、 汚れたら数センチ引き出して、汚れた部分はハサミで切ります。 手間も掛からず汚れにくくて良いと思います。 この水の中にもミネラルやカルシウムを入れる事もできます。 シェルターにかぶらないように吸水器を入れます。 |
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餌を与える とにかくリンが高くてカルシウムが低いのが一番の問題なので カルシウムを一番に考えて餌を与えます。 市販されているコオロギの餌(クリケットフード)もあります。 共食いを減らすにはたんぱく質。 猿飼いが自作する時は、粉末にしたモンキーフードに 粉ミルク、粉末のカルシウム剤などと、 間接摂取させたい栄養剤をあるもの混ぜます。 我が家では画像左側のフードに、アガリクス、 粉末にしたクロレラ、なんかも混ぜます。 かつおぶしや煮干なんかもたんぱく源として使われます。 ニンジンやリンゴなど、お猿の食べ残しの生の餌も食べます。 粉末にした餌はケースの隅っこに山にしておいても良いけど 汚れるので、厚紙で四角い入れ物を作ってその中に入れます。 |
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手で掴むのが苦手な方は、ピンセットを使いますが、 良くある金属のピンセットだと、 勢い余ってお猿が怪我をすることがありますので、 爬虫類用に木のピンセットが販売されていますから それを使うと良いと思います。 我が家では、HERP CRAFTという木のピンセットを置いています。 なかなかのジャンプ力なので、プラケの蓋はキッチリ。 |
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