ミシェル、しっぽ噛み傷
2002/5/5
出先から帰ったら、奥から嫌な音が・・
タラポ達が脱走していました。猿部屋の紫外線ライトは2本とも
割られてそこら中にガラスが飛び散り、部屋の中は嵐。
ミシェルがシッポからかなり血を出していました。
最近ラナはミシェルのしっぽを噛むことがあったので
絶対に近づけないようにしていたのですが、ケージから出て
リスザルケージの中のミシェルのしっぽを掴んで噛んだようです。かなり重症。

一日目

しっぽの真ん中部分がぐるりと一周近く裂けています。

すぐにタケダペットクリニックに電話して、時間外でしたが
縫っていただきました。

先生がおっしゃるには、傷はかなり深く噛まれていて、
逃げようとしたのか、犬歯がシッポの神経にひっかかって
神経がビロンと飛び出していたそうです。
中に入れて縫おうとしても飛び出すくらいだったそうです。
神経を傷つけないように皮と皮の間に針を通して
細かく何針も縫ってくださいました。

明日の夜から化膿止めの薬を一日二回飲ませます。

ミシェルは何事も無かったように遊んでいます。
病院でもおとなしく私につかまっていてくれました。
ただ、体重が減っていたのが気がかりです。。

二週間後くらいに傷の具合を見ながら抜糸する予定です。
ただ、ふっと我に返ったように遊びをやめて糸を噛んでいます。

今回かなり神経が外に出てしまっていたようなので、最悪は
しっぽがそこで切れてしまうかもしれないそうですが、
神経を何とか生かすために手を尽くしてくださったので
後は祈るのみ・・とりあえず化膿しないでくれるよう、
3〜4日が勝負だそうです。
2日目


傷は固まっているのですが、ワイヤーが気になるようで
どうしても噛んで引っ張っています。でもまだ取れたりは
していなくて、引っ張ると痛いのか強くは噛んでいないので
様子を見ています。化膿はしていませんが、薬の影響で
かなり下痢をしています。

健康状態は良好。いつも通り遊んでいます。
3日目


タラポが縫ったときは3日目にはほとんどのワイヤーを
自分で取ってしまったけれど、今回はまだしっかり
ワイヤーも付いています。
多少噛んだり引っ張ったりもしていますが、思ったより
気にせずに遊んでくれています。
特に腫れたりもせず、お薬の影響で少し下痢気味ですが
元気です。おシッポまだ付いているだけでもありがたい。
このまま・・このまま・・と祈る思いです。

相変わらずガラス越しにコナン君に会いに行っては
ラナに威嚇されています。。
5日目

少し腫れてきました。
でもミシェルはキズを気にすることなく遊んでいます。
治りかけが痒かったりしていじるそうなので
ちょっと気をつけています。
おサルは痛みには強くても、痒みは我慢できなくて
かじってしまうそうです。

9日目

ブチっという嫌な音がして振り向いたら・・・
ワイヤー部分の皮膚ごとパックリなくなってしまいました。
慌ててタケダペットクリニックへ。


初めに縫っていただいた時
通常、破れた皮膚は取り除いて、健康な皮膚と皮膚をひっぱって
縫い付けるのだそうですが、今回はしっぽで、皮膚が引っ張れない場所
で、更に広範囲に裂けていたため、ボロボロの皮膚を何とか
縫っていただいていたのですが、結局その皮膚が
壊死して取れてしまったそうです。

ただ、そんなに最悪の状態ではなく、しっぽも動いているし
このまま皮膚が盛り上がって出来てくるのを待つ事になりました。

傷部分に、キトサンという綿のような、肉再生を手助けする薬を
入れていただきました。
ただあまり傷を気にすると、自分でかじってしまう可能性もあるとの事で
目が離せません。

今回麻酔なしで残ったワイヤーを切り、傷に薬を埋める処置をしたのですが
その間ミシェルは私の肩にじっとつかまっておとなしく我慢してくれました。
くぅ〜〜・・・ミーちゃん頑張れ!
ワイヤーが取れてからは勢い良く回復に向いました。
キズはかたまり、毛も生え始めました。
その後ミシェルのしっぽは落ちる事無く、綺麗に元通りになりました。

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