タラポアン(タラポワン)
学名:Cercopithecus talapoin


真猿亜目狭鼻猿下目オナガザル科オナガザル亜科   (サイテス2)
アフリカのグエノンの仲間では一番小さくコビトグエノンとも言われている。
ガボンでは「マングローブモンキー」とも言われる。
オナガザル科なので、飼育に許可が必要な都道府県が多い
水辺に生息し、泳ぎが上手い。飼育下でもお風呂などで泳ぐ子が多い。
狭鼻猿下目という事はリスザルに比べ、よりヒトに近い分類。
食物は主に昆虫・果実・イモ・葉・タマゴなど
野生で天敵が少ないため地面近くで採食する事も多い。
地上5〜15メートルの森林で過ごし、平均遊動域:1.2〜2.2km
メスがオスよりも優位である。
40〜150頭の大きな群れで生活し視覚の効かない森の中を鳴き交わしながら
遊動する。
妊娠期間は約165日で、メスの 性皮の腫脹が最大になった時、
最優位のオスだけと交尾。
劣位のオスは発情したメスがいても誘いを受ける事も無ければ
性ホルモンも上昇しない。交尾季の約3週間前になるとオスメス一緒に行動する。
メスの成熟は5〜6歳と言われている。

寿命は飼育下で27年という記録がある。
大きさ 分布
体重: オス約1.4s
メス約1.1kg
コンゴ河流域から西アフリカのカメルーン、アンゴラ北部
ガボン
頭胴長: 約34cm
尻尾: オス約41cm
メス約36cm
参考書物:【猿の百科】 【世界の動物/分類と飼育/霊長目】 【サルの王国】
余談 飼育下のタラポアンを見ていると、体重はオスは2キロくらいが多いです。
メスでも1.5キロや中には2キロを超える子もいます。

メスの性成熟が5年より早い気がしました。
大体3年くらいで性皮が膨らみだす子が多いです。
膨らんだりしぼんだりを繰り返し、
生理が近づくとしぼんで、終わるとまた膨らむような気がします。

リスザルとの違い(両方飼育していて感じる事)
・リスザルがショップでも友好的なのに比べ
 タラポは男性や初対面の人を警戒する事が多いです。
・威嚇をします。
・歯はリスザルが尖っているのに対し、タラポは犬歯以外は人間のような
 平らな歯です
・表情が豊かです。
・頬袋があります。(ハムスターみたい)
・手先が器用でリスザルと比べると指先の力が強いと思います。
・懐いてしまうと、何をしてもめったに噛まない子が多いのですが、犬歯は長く
 鋭く噛まれた時はリスザルどころじゃない。縫うくらいのキズになる事もあります。
・何より便が違う。タラポの便は人間に近く、臭いはかなりキツイです。
・リスザル特有の超音波的な高い声に比べると、声が低いです。
アニマルバスで紹介しているタラポアン
お猿仲間紹介

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